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胃カメラはつらいと思っていらっしゃる方のいかに多いことか。確かに超音波ほど楽な検査ではありませんが、悪性の病気を早い段階で見つけるためには必須の検査です。これをなんとか楽に受けていただこうと開発されたのが直径5.9mmの「鼻から胃カメラ」です。胃カメラの検査中をお受けになる場合、医師の説明を聞きながら、ご自分の胃の中をモニターでごらんいただくシステムを取り入れています。 「鼻から胃カメラ」の特徴として
2000人を超える「鼻から胃カメラ」を行っている施設のアンケート結果では、9割以上の方が今後も鼻からの検査を望むとお答えになっています。より楽な内視鏡検査への挑戦はまだまだ始まったばかりです。
最初の画像ですが,赤く太く見えるのが頚動脈で,画面の右から左へ流れています.右側が心臓に近い側で,左側が頭に近い側です.頚動脈は顎のすぐ下で2本に分かれ,1本は脳に行き,もう1本は主に顔面に栄養を送っています.画面のやや左側で太くなっている部分が二股になっているところですが,正常ではきれいに分岐しています. 下側に細い赤いスジが見えますが,これは頚椎(頭を支えている首の骨)に沿って流れ,主に後頭部から脳に栄養を送る血管で椎骨動脈と呼ばれます.
流れが悪くなったときの症状としては,錯乱,めまい,両眼失明,複視,さらには,一側性あるいはもっと多くの場合両側性の四肢の脱力,感覚異常が出現することがあるとされています.
アテロームがゆっくり血管内腔に向かって大きくなるにつれ,症状が発現することが一般的です.こうした変化が進行し高度な狭窄,血栓,動脈瘤,塞栓が併発すると始めて身体に感じる症状が出現します. 一方の側の失明,またはしばしば異常感覚を伴う反対側の片麻痺,失語症などは昔からよく知られています.内頸動脈の障害では,症状は一般的に身体の左右どちらか一方の側におこります. いわゆる生活習慣病をもつ場合はこうした検査を受けてみる必要があります.
(2004年3月19日)
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今回導入したエコー装置は非常に解像度が良く,肝臓の深い部分,膵臓の小さな病変などいままでの機械では診断に苦慮した病変をも,はっきりと描出することができます.また心臓についてもトップレベルの描出力があります.また検査に使うプローブも腹部用(3.5MHz),心臓用(3MHz),体表(甲状腺,乳腺,血管など,8MHz)がありますので,ほとんどの場合に対応することができます. エコー検査の中身はコンピュータですから,どんどん改良されています.これからますますいい機械が登場し,リアルタイムで簡単にかつきれいに病変を3次元表示できる機械が普及してくると思われます.その日が来るのが楽しみです.(2004年3月) |
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胃カメラはつらい検査の一つですが,最近は先端部の直径5.9mmの細いファイバーが開発されました
デメリットとしては,鼻の通り道の狭い方では入りにくいことがあるとか,鼻の粘膜がファイバーでこすられるため鼻血がでるとかいうことがあげられます.そうした場合は,従来通り口からファイバーを入れますが,細いために刺激は少ないと思われます. もちろん検査中に麻酔の薬を使って眠っているうちにすませる方法もあります.しかし薬を使う分だけコストがかかることと,検査直後に眼は覚めるのですが,それでも少しふらふらすることがあり薬が完全に切れて頭がすっきりするまで長い方で6時間くらいかかるというデメリットがあります.薬を使って眠ってしまう方法も一度ご経験された方は「とてもらくちんで次もこれでやってほしい」とおっしゃるので,ご希望であれば..ということで薬を使うこともあります. 詳しくは担当医にご確認ください. |
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もしもあなたが40歳以上で便潜血が陽性であれば,内視鏡検査(胃カメラと大腸内視鏡)の検査をするべきです.また内視鏡検査は消化器症状(腹痛,消化不良,胸焼け,排便習慣の変化,体重減少など)が見られたとき,家族に消化器系の癌が陽性の場合,月経だけでは説明のつかない貧血を認めるときに行われます.胃カメラで出血源が見つからないときは,次に大腸内視鏡による検査が行われます.大腸内視鏡はポリープは癌の95%を発見でき,早期の病変であれば内視鏡的な治療が可能です.バリウムを用いた注腸検査は,大腸内視鏡検査よりも感度が低く,半数のポリープを見落とすとされています.バリウム注腸検査は,大腸内視鏡が禁忌の患者か,内視鏡の経験のない施設以外ではもはや推奨されません.(カレントメディカル診断と治療2003より) 時計台クリニックでは,大腸内視鏡は胃カメラと違い,基本的に「眠っているうちに検査が終わる」ようにしております.以前は薬をつかわずにいかに早く検査をすませるかということを重視した時期もありましたが,検査がスムースに行った場合でも,薬を使った場合に比べ評判が良くないようでした.検査で時間をかけて詳しく観察したい場合など,普段よりも時間がかかることもありますので,寝ている間に検査が終わっているような方法を優先するという方針になりました. もちろん薬を希望されない患者さんに対しては,眠たくなる薬を使わないで検査を行っております. |
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コレステロールが高い場合は,動脈硬化をおこす可能性が高いので,心臓と頸動脈を超音波で検査します. |
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エコー検査の装置は,基本的にコンピュータですので進歩が早く2〜3年するとすっかり中身が新しくなってしまいます.大学などでいろいろといい機械をみるチャンスに恵まれますと,目が肥えてしまってどうにもいけません.また今最高の機種でも5年後にはすっかり時代遅れになるのかもしれないなんて考えてしまいます. 時計台クリニックでは超音波検査に力を入れており,がんセンターや東大病院で使っているものと同じ装置を使用して検査を行っております.この装置のいい点は甲状腺,乳腺などは2〜3mmの病変でもわかりますし,心臓もきれいに見ることができます.さらに今までの機械ではどうしてもぼけてしまって見にくかった,お腹の深い位置にある病変も非常に明瞭に描出できます.血管の中を流れる血液を見る場合でも,とてもくっきりとしていますので,診断をつける上で経験に頼らざるをえなかった部分を補ってくれると思います.一番いい点は,画像がはっきりと見えるため患者さんへの説明がしやすくなった点かもしれません. |
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